就業規則を整備して職場環境を整えましょう

Posted on 22 of 2月, 2016 by

就業規則の制定は法律で義務付けられています

法律により常時10人以上の労働者が働く職場は就業規則を作成しなければなりません。作成した就業規則は行政官庁に届け出る必要があります。該当する職場で就業規則をまだ作っていなかったら、今からでも作成したほうが良いですよ。就業規則には絶対に記載しなければならない事項があります。まず、始業や就業の時間、休憩時間、休日などの労働時間に関するものです。また、賃金の決定方法や支払いの方法など賃金に関する事項も記載する必要がありますよ。さらに解雇事由などの退職事由も規定しなければなりません。

就業規則を作成するメリット

就業規則を作成するなんて面倒だと考える使用者もいるかもしれません。でも就業規則にはメリットもありますよ。就業規則が定められると、それは労働契約の内容となります。つまり、社員とトラブルになっても就業規則があるからと説明することができます。例えば解雇事由をめぐって争いになった時就業規則に則って解雇していれば、裁判で有利になる可能性が高いでしょう。また、配置転換について定めておけば社員に転勤を求める時の法的根拠になり、トラブルを防止できますよ。

就業規則を定める際の注意点

就業規則は何でも勝手に決めて良いわけではありません。労働時間や賃金などの事項は労働基準法に定められた基準を下回ることはできませんよ。労働基準法の労働時間や賃金などの項目は強行規定なので、もしこれを下回っていた場合は強制的に労働基準法の基準が適用されます。また、就業規則が効力を発揮するためには、社員に周知させる必要があります。周知の方法は法律に規定されていますよ。法律に定められた方法以外の方法で周知させたとしても無効なので注意しましょう。

就業規則とは労働時間や休憩時間、給料など会社や従業員が守る職場の規律のことを言い、未然にトラブルを防ぐという意味合いがあります。