こんな使い方があるの!?眠っている資産を有効活用

Posted on 25 of 8月, 2016 by

信用取引をするには委託証拠金が必要

信用取引とは、証券取引所や証券会社から資金もしくは株そのものを借り、それを元手に株の売買を行う取引のことです。現物取引と大きく異なる点は、株そのものを購入する資金がいらない反面、有価物を借りるために担保が必要になるという点です。信用取引の担保は『委託証拠金』と呼ばれ、この額によって信用取引で借りられる有価物の価格が決まってきます。また、損失が生じて委託証拠金を一定の割合以上毀損した場合は『追証』が生じます。

現金以外も委託証拠金にできる場合がある

委託証拠金は法令によって30万円以上であることが定められていますが、証券会社によっては株式や債券などの有価物も委託証拠金に充当できる場合があります。現金と違って日々価値の変動があるため、額面の80%前後と見なされる場合が一般的ですが、株を担保に株を借りるといったことが可能になります。このように現金の代わりに委託証拠金に充当する証券のことを『代用有価証券』と呼びます。長期保有していたり塩漬けにしてしまった株を活用する上で、非常に有効な手段だと言えるでしょう。

資産を傷つけたくないのなら、こんな活用方法はどう?

代用有価証券を活用して信用取引を行って大幅な損失が出てしまった場合、代用有価証券が強制決済されて損失の補填に回される可能性もあります。証券などの資産を信用取引で傷つけたくないのであれば、その運用は慎重を期さなければなりません。しかし、現物買いと空売りの同時発注・同時決済による株主優待の無償取りに活用するのであれば、担保を一切傷つけることはありません。眠っている株を利用して、別の銘柄の株主優待を無償で得るといった、言わば「錬金術」とも呼べるような活用方法もあるのです。

信用取引の担保に出来る有価証券として代表的なものが、上場されている株券や利付き国債、地方債などです。掛け率は株券と地方債で80%に留まる一方で、信用力のある利付き国債は90%になります。